燧ヶ岳と尾瀬温泉小屋

日本百名山 燧ヶ岳、2356m(東北最高峰)福島県


2000年7月12日(晴)
前日御池パーキング泊、am8:40出発、カウンターゲートを通り約100m先の分岐を左に折れる、ここから約40~50分きつい登り、広沢田代湿原で一息つく、ワタスゲがちょうど盛り。そしてまた急登が始まる、約1時間で熊沢田代湿原が姿をあらわす。ここは別世界の美しさ、疲れも吹き飛ぶ!そしてまた急登、ふりかえると会津駒ヶ岳の眺望が楽しめる。2・3の雪渓をトラバースし、4つ目の雪渓は約200mの急登、これを超えると約30分で双耳峰の一峰へ。尾瀬沼、尾瀬ヶ原を眼下に、遠く至仏山を眺望する。2356mの燧ヶ岳主峰へは約20分、そして下山。すぐ見晴方面と温泉小屋への分岐になる。(※注意、温泉小屋道は廃道になりました。2009年)これを温泉小屋へ直行したのが大失敗、両側から熊笹が覆うあまり整備されていない登山道は狭く、雨水でえぐられ、急勾配、しかも2時間以上一気の下りが続きます。見晴へ下るのが正解との事でした。2:30温泉小屋着、湯は4時からとの事、(T_T);。平滑の滝・三条の滝(度迫力)経由、渋沢せせらぎの湯(無料)へ。30分ほどの急坂一気の下りの後、5:30到着。渓谷の露天風呂に浸かり、途中遅い昼食を済ませ6時帰路、約40分の急登の後、木道に合流、月明かりの夜道をヘッドランプを付け御池へ。pm8:10着。全行程、11時間半。

※かなり急いでますので、時間は下記を参照してください。
○尾瀬温泉小屋まで
鳩待峠から尾瀬ヶ原経由は約4時間
御池から燧ヶ岳経由は約9~10時間

※燧ヶ岳から温泉小屋方向への下りは沼尻経由へ。ショートカットの見晴経由はかなりぬかるそうです。温泉小屋道は廃道。

温泉小屋さんの情報:
燧ケ岳 見晴新道は急登泥道ですが 通れない訳ではなく ただ足首までぬかるくらいになりやすいので 防水の靴にスパッツに転倒防止にストックが必要です。 沼尻ルートから回ると 距離が長くビギナーや中高年にはきつくなります。体力のない方は10時間以上のコースになってしまいますし、どちらにしてもベテランの方向けになります。
見晴新道は滑るので登りに使う事を進めています。見晴新道から燧ケ岳に登り、熊沢田代を眼下に見ながら御池に下るルートを推奨しています。

※燧ヶ岳はどこから登っても登頂下山で約8時間
沼山峠から尾瀬沼経由は約5時間半
御池から段吉新道経由は約3時間半
ルート
御池P-広沢田代-熊沢田代-燧ヶ岳-温泉小屋-平滑ノ滝-三条ノ滝-渋沢温泉小屋-天神田代-上田代-御池P

お勧めルート
燧ヶ岳ー見晴(尾瀬小屋)ー温泉小屋

他のルート
御池P-バス、沼山峠-大江湿原-尾瀬沼-長英新道経由燧ヶ岳

※注意箇所
雪渓急登時の滑落、なだれ。

  • ワタスゲ満開!いくつもの池塘が点在する広沢田代

  • 燧ヶ岳と熊沢田代

  • 熊沢田代への下り

  • 熊沢田代

  • 会津駒ヶ岳

  • 雪渓、ここはきつい。

  • 燧ヶ岳、2356m(4を飛び越すので縁起がいい?)

  • 山頂

  • 燧ヶ岳2356m、山頂

  • 至仏山と尾瀬ヶ原

  • 温泉小屋

  • 三条ノ滝、只見本流を一気に落とす、これはド迫力です。

  • せせらぎの湯、

ページTOP


日本百名山と山岳温泉

山の温泉ガイド 温泉と秘湯の宿情報は山の温泉ガイドをご覧ください。
 尾瀬ヶ原 尾瀬温泉小屋

日本百名山と山岳温泉 MountainSpaneering© Japan © 2001 MOUNTAIN TRAD