男体山、光徳-志津小屋(敗退編ビバーク)

男体山2484.5m 栃木


06年4月6日(晴) 7日(晴)
男体山の沢筋の雪渓を見ると、山スキーで滑れるのではと考え、光徳から林道裏男体線を2kmほど車で入り、そこから志津小屋へ。しかし小屋入口分岐を誤り日没、おぼろ月明かり+ヘッドライトでは志津小屋も見付からず、ビバーク。これですっかり体力&時間を消耗し、明日は小屋だけ探して早々に下山する事に。沢は無理そうでしたので次回山スキーで行く事は無いと思います。

主な装備:テント内張り・冬シュラフ・非常食・エマージェンシーブランケット・着替え・軽量ダウン・シール・アイゼン・水2L
未使用:非常食・エマージェンシーブランケット・軽量ダウン・シール・アイゼン
非携行:テントマット・リッジレスト・ワックス

ルート

1日目:
光徳三本松線、光徳→裏男体山林道、志津小屋入口→峠→二荒山神社 志津小屋入口付近でビバーク(泊)
2日目:
二荒山神社 志津小屋→下山
※注意箇所
*光徳から小屋まで徒歩4時間以上。
*小屋までの登山道マークまばら。
*小屋にトイレ無し。


  • 14:55 電話が掛かりきれる、電波が弱い。
    時間が遅くなってしまった為、雪の壁を越え裏男体線へ。

  • 雪深く車の進入は無理です。16:45

  • スノーモービルのトレースがあり圧雪、左は太郎山 17:17

  • 橋の先、志津小屋林道分岐を右手に入る。 17:43

  • 男体山 18:02

  • 峠へ、18:25

  • 峠 18:31 右へ

  • 注)ルート誤っています。志津小屋は手前神社標柱から入る。
    途中神社の標柱を確認するも、スノーモービルのトレースにつられ林道直進。
    18:37 この先の林道分岐を右へ

    18:54 H1900地点まで登り小屋発見できず戻る。

  • 二荒神社標柱 19:12

    二荒神社標柱から入るもトレース・マーク・ルート確認できず、峠付近も捜すが結局小屋は断念。
    19:44、テント設営開始。テントマットとリッジレストを置いてきてしまった為、体温で雪を溶かさないよう、スキーブーツや500ペット2本・2Lペットボトルなどを敷き、その上にレインウェアー、更にその上にザックを渡して居場所を確保。今日は温かく、シュラフも冬用なので寒さは大丈夫そう、でもテント内で-3.6℃、夕食後23時すぎ床に着く、しかし眠れず、1:40から飲み始めカラオケ大会に、2:50頃就寝。

  • テントは内張りのみ

  • 大真名子山

  • この標柱よく見ると「二荒山神社 志・・・」まで見えます。

  • 標柱から入った昨夜の自分のトレース、昼間見ると、正面ダケカンバにマークあり。


  • 二荒山神社と志津小屋

  • 丸太小屋、4パーティション&屋根裏2、非常用布団装備。

    小屋日誌に記帳してきました。「快適に過ごせそう、神社境内に付、トイレは必要かと思います。等」記帳によると私が今年の11人目、私の前の記帳日は確か3月末の日付、その後降雪があったものと思われ、小屋までの道にスノーモービル以外のトレースは見当たりませんでした。下山後、先週男体山で遭難があった事伺いました。御冥福をお祈りいたします。

  • 小屋奥の登山道

  • 男体山

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