梶山元湯、海谷山塊の湯

鋸岳・鬼ヶ面・駒ヶ岳など新潟百山に名を連ねる海谷山塊の洞窟風呂 新潟県


2006年6月14日(晴れ)
雨飾温泉の帰り急遽決行、雨飾温泉(梶山新湯)に向い大岩の橋から入るとの情報に根知川詰め、5分で滝に阻まれる。その手前に左へ林道があり直ぐに池、駐車。そこからはルート不明瞭、僅かな踏み跡とたまに見る黒の温泉引湯管が頼りになりますが、全くわからない場所もあり一度ルート外しました。沢に出てからも上なのか下なのか迷いました。

ルート
根知川大岩橋下-山越え-滝を2つ越え沢を詰める-梶山元湯-往路下山

※注意箇所
洞窟奥は酸欠で死の危険があります。酸素欠乏症・硫化水素中毒
今回地図無しでルート外しました、地図必須。
経験者と同行の事。
写真の滝は直登せず、左岸にロープ設置アリ。
池を9:15出発

  • 10:08、2つ目の滝、左岸を良く探すとロープ設置あり。

  • 乗っ越すと湯の流れ。

  • 左、洞窟風呂から山塊方向

  • 10:17、梶山元湯洞窟風呂入湯、しかしここからが大変だった。

    湯はちょうど良く40度前後、梶山新湯と殆ど同じ感じの泉質、量も多く入口ではザーザー流れていきます。早速入湯すると、赤茶の湯の花の堆積が20cmほどあり潜って楽しんでいました。蝙蝠が数羽威嚇、そのうち諦め外へ飛んでいきました。徐々に奥に歩腹前進、数メートルで一段高くなるを繰り返すと湯が新鮮になるのが実感でき炭酸がきつくなる。※ストップ!ここまで!!これ以上進むと酸欠で死の危険があります。酸素欠乏症・硫化水素中毒
    掘った人もいるのだから大丈夫だろうと更に前進また一つ小滝を越える。15mほどで真っ暗闇、腕時計のバックライトも全く効かない。天井は更に低くなり、でも更にその奥から湯音が聞こえる。更に一段、二段と上がって行くと、頭を入れ込むのが精一杯の空間、最深部の湯だまりだ。もうその置くから湯音は聞こえない、シュワーと言う音のみ、約30m長かった、その湯だまりに腕を入れ込み地殻から湧出する湯を楽しみ、歩腹後退しました。無事でよかった。※何が起こるかわかりません絶対真似しないで下さい。



  • 入湯後の清々しさ!10:49

  • 梶山元湯のある沢の崩壊と、奥、一つ目の滝。

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